6月第2週目は、パイ生地を使った「チョコパイ作り」に挑戦しました。
【認知・行動】計量から生まれる「数や空間の概念形成」
・数や量の概念習得: 材料を正確に計測するステップでは、「スプーンに何杯分だろう?」と、数字や量を意識するトレーニング(数の概念形成)を自然に行いました。
・空間・形の認識: 麺棒を使ってパイ生地を平らに伸ばしたり、チョコレートをちょうどいい大きさに割って載せたりする作業では、全体のバランスを捉える空間認識能力が育むことが出来ました。フォークを使って端を丁寧に閉じる作業も、集中してとても器用に進めていました。
・自由な発想(工夫): 従来の形にとらわれず、生地を四角く畳んで「キューブ状」にするなど、お子様それぞれがアイデアを出して自分だけの形を工夫する姿も見られました。
【人間関係・社会性】友達と協力して築く「他者との関わり」
今回の調理は、一人で完結するのではなくお友達と道具を譲り合って進めました。
・協力してひとつのものを作る: 道具を借りるために「次貸してください」など声を掛け合いながら進めました。友達とのやりとりをする経験を通して、「他者との関わり(人間関係)」の形成を目指しました。
生地の表面にツヤを出すための卵黄を丁寧に塗ってトースターで焼きました。焼き上がるのを静かに待つことが出来ました。
完成した出来立てのチョコパイは、おやつの時間にみんなで美味しくいただきました。「美味しい!」と話され、自分で作ったおやつの味は格別だったようです。
お菓子作りは、子どもたちの「やりたい!」という意欲を引き出しやすい療育プログラムです。 材料を量る算数的な要素、お友達とのやりとりを通した社会性の要素、どちらも楽しみながらステップアップできた充実の時間となりました。